昨夏にプロジェクトリーダーを務めた、「芝川小・遮熱フェス2022」。
エアコンを運転しても、夏の教室は30℃以上…集中して学習、どころではない状況でした。
みんなでワイワイ対策した結果、夏の室温を6℃位涼しくすることができました。
そんな教室の断熱実験が、彩の国埼玉環境大賞【奨励賞】を受賞しまして、
実行委員会を代表して表彰式へ出席してきました。
↓令和4年度・彩の国埼玉環境大賞
今回はこの10年で最多の60組を超える応募があったそうです。環境改善の多様な取組みを、
埼玉県内の様々な団体・事業者さんが実践していることを初めて知りました。
私達の挑んだ学校の温熱課題(学習環境、健康に直結)は、学校関係者の方々に共通の悩みで、
特に夏の教室の暑さは、相談に伺った学校の先生から「生命に関わるほど」というお話も…
一昔前とは異なる夏の気温の中、未来を担う子供たちの学習環境は、危機的な状況にあります。
そして既存住宅の断熱性能の低さ…年間1万9千人もの方がヒートショックで亡くなってます。
住まいの断熱相談も増えていて、複数打合せが進行中です。
大規模な断熱改修以外にも方法は様々で、今年は窓リフォームの補助金が手厚くなっています。
引き続き、断熱の重要性を仲間と共に発信し、改修を実践していきたいと思います。
*賞状は芝川小学校へお渡ししてきました。一緒に取り組んだ皆さんとの成果、嬉しいです。
PTA会・おやじの会の皆さん、近隣の方、熱意ある建築関係者、 子供たちと先生、
クラウドファンディングへご支援いただいた方…皆様に改めて感謝申し上げます。
*挑戦したクラウドファンディングのサイトは、こちら。プロジェクト経過がご覧になれます。
https://camp-fire.jp/projects/view/605875