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「築43年の家」のリノベーション

カテゴリー:リフォーム

その当時、しっかりと丁寧に作られた築43年の家。
それを購入した建て主さんは、残された古いものに宿る価値に気付いた方でした。

新築では生み出せないリノベーションの魅力とは、時間です。
そこで営まれた時間を引き継ぐことが、空間を豊かにします。

古き良きは生かしながら、耐震・断熱性能を向上させて、更に同じ年数は住めるように。
床下には防湿のためのコンクリートを打ち、既存基礎はアラミド繊維なども用いて補強。

既存の屋根瓦は下ろし、ガルバリウム鋼板へ葺き替えて軽量化。区の補助金も活用して
耐力壁の増設や金物補強を行い、耐震診断の評点は0.14から1.14まで向上しました。

床下はホウ酸防蟻処理を施した上で、気密性を高めて基礎断熱とし、床下エアコンを導入。
メンテが良好だった外壁は極力手を加えずに、一部サッシを交換&内窓を活用しています。

  • 所在地

    東京都新宿区

  • 構造・規模

    木造/2階建て

  • 竣工年

    2021年

  • 床面積

    144.91㎡

  • キーワード

    耐震改修、断熱改修、間取り変更、床下エアコン、中古購入後のリノベ

  • 性能

    耐震診断評点:0.14(改修前)→1.14(改修後)