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古いブロック塀の「耐震診断・改修設計」

カテゴリー:耐震

新築1軒とリノベ3軒、外装メンテ・改修の設計が進行する中ですが

 

年明け早々にリノベ前提で耐震診断のご依頼と、事務所新築のご相談…
これからどう進むか分かりませんが、本当に有難い限りです。

 

少し気持ちの余裕がある時に、前から気になっていた知識をインプット。

【既存ブロック塀等の耐震診断基準・耐震改修設計指針・同解説】
対応したWEB講習が開催されているので、受講して頭に詰め込みます。

新築でもリノベでも、敷地が古いブロック塀で囲まれていることは多い。

 

小さな亀裂がある程度で表面的には問題ないように見える塀でも、
地面に隠れた基礎の作りや、壁の中で見えない鉄筋の有無などで
地震が起きた時の安全性が大きく変わってきます。

「古いからやり替え」ではなく、根拠をもって安全性を判断したいし、
解説の内容は、新しく塀を作る時にも実は疎かになっているポイントが
たくさん…過去の地震が物語るように、人の命に直結するものです。

4月から住宅に関わる法改正が盛りだくさんの建築業界ですが、
これまで曖昧だった基準がはっきりすることは、悪いことではありません。

学べば学ぶほど、自信を持って1つ1つを決断できるようになります。

もちろんそれは、大きなお金を住まいへ掛ける建て主さんに対して
プロが備えておくべき、最低限の責任だと思っています。

 
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